参院選

茨城 6候補、最後まで舌戦

 第24回参院選は10日、投開票される。現職、新人計6人が立候補している茨城選挙区(改選数2)では9日、各候補者が水戸市など都市部を中心に「最後のお願い」に声をからし、18日間の選挙戦を締めくくった。投票は10日午前7時から県内1407カ所で行われる。開票作業は早いところで午後8時から始まり、選挙区は深夜に大勢が判明する。

 無所属新人の石原順子氏(55)は午前10時に水戸市泉町の京成百貨店前で演説を行った。自身が作った日本酒を海外に売り込んできた経験をもとに農業政策を語り、「世界に通用する農業で茨城と日本を元気にしたい」と訴えた。その後、つくば市などを回った。

 幸福新人の中村幸樹氏(52)は地元小美玉市などを回り、夕方からは水戸市を遊説。午後7時にはJR水戸駅北口で「経済成長に必要なのは消費税の5%への減税。相続税、贈与税をなしにする。日本を繁栄の理想国家にします」と声を張り上げ、支持を訴えた。

 自民現職の岡田広氏(69)は終日、水戸市内を遊説。午前11時半には京成百貨店前に立ち、「アベノミクスを加速化させて地方に景況感を広げる。税収を増やし、社会保障など関係経費に充てる。経済と政治を安定させなければならない」と訴えかけた。

 民進現職の郡司彰氏(66)は日立市などを回り、午後3時半ごろ、京成百貨店前で演説。安倍晋三首相を「選挙に勝ったら好き勝手やる。憲法を改正させるわけにいかない」と批判。「政権交代ができる勢力をもう1度つくりたい」と強調した。

 共産新人の小林恭子氏(65)は終日、水戸市内を回った。午後2時に京成百貨店前で「社会保障の切り捨てで暮らしが大変になった」と安倍政権を批判し、「市民と野党が力を合わせれば政治は変えられる」と支持を呼び掛けた。県市民連合も応援に駆けつけた。

 おおさか維新新人の武藤優子氏(51)は那珂市などを回り、午後6時過ぎ、JR水戸駅南口で演説した。行財政改革の必要性に触れ、「実績があるのは私たち」と強調。「古い政治をぶち壊して、国民のための新しい政治を始めよう」と声を上げた。

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