3本のベースが奏でる…三者三様で三位一体の響き チョパレボの最新アルバム「3B」の魅力とは

 バンド名にもなっている「チョッパー」は「スラップ奏法」とも呼ばれるベースの奏法の一つだが、鳴瀬喜博は「チョッパー=ナルチョ」ともいわれるほどの第一人者でもある。鳴瀬は1980年代にツインベースや3本ベースのアルバムを既に発売した経験があり、複数のベースで演奏する面白さも当然、熟知している。しかし、「セッションをやるとゴチャッとすることも多くて」と、チョパレボ結成の際も若干、渋っていた。だが、今回のメンバーで、複数ベースのセッションを改めて面白い、と感じたのだという。

 村田は「マニアック(なバンド)にはしたくなかった」という。花型楽器ではないため、マニアックになりがち。だが、「3人のエンターテインメント性とそれぞれのスペシャルテクニックを掛け合わせて、協調することでメジャーな感じを出せる。それを今回のアルバムで感じてもらえる」と自信を隠さない。

 もともと村田はファンク、IKUOはロックスタイルをそれぞれ基本とする。その2人がともに尊敬する鳴瀬が合流し、「それぞれのスペシャリストが集まり、事前の想像をすべて超えた」と、3人は口をそろえる。

会員限定記事会員サービス詳細