参院選 茨城

終盤情勢 自民・岡田氏、大きくリード 民進・郡司氏は伸び悩み

 参院選茨城選挙区(改選数2)について産経新聞社が行った終盤情勢調査では、自民現職の岡田広氏(69)が大きくリードし、安定した戦いをしている。民進現職の郡司彰氏(66)は、民進支持層を固めたが、伸び悩んでいる。共産新人の小林恭子氏(65)は2氏を追うが勢いに欠き、無所属新人の石原順子氏(55)とおおさか維新新人の武藤優子氏(51)は出遅れが響いている。幸福新人の中村幸樹氏(52)も厳しい戦いを強いられている。

 知名度の高い岡田氏は、自民支持層を着実に固めている。平成22年の参院選で見送られた公明からの推薦を得たことで、公明支持層にも浸透。陣営幹部は「うまく連携できている。(公明支持層の)8割は取れる」と自信をのぞかせる。

 郡司氏は支持団体の連合茨城からの推薦を得て、民進支持層を中心に組織票を固めた。ただ、無党派層の獲得については「努力しているが、今ひとつ伸びていない」と陣営幹部。攻めあぐねているのが現状だ。

 小林氏は大半の共産支持層をまとめており、党幹部は「かなり健闘している」と語る。25年の前回参院選に旧みんなの党から立候補した石原氏は支持基盤を失ったことで、苦しい戦い。武藤は知名度不足で、支持を広げられていない。中村氏も広がりに欠き、独自の戦いとなっている。

 投票行動を明らかにしていない有権者は約3割に上り、情勢は流動的な側面も残っている。

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