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号泣元県議有罪

野々村被告の判決要旨「収支報告書内容は虚偽」「レシート改竄」

 元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)による政活費詐取事件で、神戸地裁が6日に言い渡した判決の要旨は次の通り。

 【主文】

 被告を懲役3年に処する。判決が確定した日から4年間、刑の執行を猶予する。

 【理由】

 ■争点に対する判断

 ▼「出張」に行ったかどうか

 被告が平成23~25年度に収支報告書に記載した出張の中には、交通機関の運行状況からして、出張先からクレジットカードの履歴にある店舗に赴くことが事実上不可能なものがある。公務や私的な予定を細かく管理していたインターネットのカレンダーにも、出張に出向いたことをうかがわせる記載は見当たらない。

 さらに、報告書を点検していた県議会事務局職員から、出張時の具体的な活動を記載するよう修正を依頼された際にも、「失念しているので記載できません」などと返答するのみで、何ら対応をしなかった。

 弁護人は、被告が出張について「覚えていません」などと不自然な供述に終始することに関し、病的な健忘の可能性を指摘する。しかし、被告の公判での様子や受け答えからは、重篤な健忘をきたすような心身の障害はうかがえない。むしろ、被告が従前から出張内容を明らかにしてこなかったことからすれば、被告の公判供述は虚偽の疑いが強いというべきだ。

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