「人を殺すつもり」高校生が男性殴る 群馬

 前橋署は4日、木づちに石をくくりつけたもので男性を殴ったとして、殺人未遂の疑いで、県内の私立高校2年の少年(16)を逮捕した。容疑を認め、「人を殺すつもりだった」などと話しているという。

 逮捕容疑は4日午前4時半ごろ、前橋市南町の路上で、木づちに石2個をくくりつけ、散歩中の市内の男性派遣社員(32)に近づき後頭部を1回殴り、殺害しようとしたとしている。前橋署によると、木づちは長さ約40センチの市販のもので、石は拳くらいの大きさ。ポリ袋に入れ、木づちにくくりつけていたという。男性は後頭部挫傷の軽傷。

 男性が110番通報し、少年の父親が「息子がハンマーで人を殴ったと言っている」と警察に届け出た。

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