参院選・終盤情勢

自民党「1人区」で20勝超の勢い 野党の候補一本化は不発か…

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の終盤情勢調査では、全国32の改選1人区のうち、20選挙区で自民党が優位に立っている。「1強」と呼ばれる自民党に対抗するため民進、共産など野党4党は候補を一本化して選挙戦に臨んだが、優勢なのは4選挙区にとどまっている。8選挙区では終盤まで接戦が繰り広げられている。

 自民党は西日本の大半の1人区で優勢だ。序盤は不利とみられていた宮城や福島の両選挙区などに安倍晋三首相(党総裁)や閣僚、党幹部らが応援に入り、接戦に持ち込んでいる。沖縄では現職の島尻安伊子沖縄北方担当相が劣勢に立たされている。

 野党の統一候補は沖縄に加え、岩手、山形、長野の4選挙区でリード。民進党の岡田克也代表は「(地元の三重で)民進党が敗れたら次の代表選に出馬しない」と明言し、「背水の陣」を敷いた。これに対し、自民党は安倍首相や菅義偉官房長官らが選挙区入りして攻勢をかけている。

 与野党とも選挙戦終盤は1人区に幹部クラスを投入し、テコ入れを図る構え。さらに激しい「舌戦」が展開されそうだ。

会員限定記事会員サービス詳細