英EU離脱

EU離脱を主導した英独立党党首が辞任表明 「離脱決定で目標達成」

 【ロンドン=岡部伸】英国の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を主導した英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首が4日、記者会見を行い、離脱決定を受けて、政治家としての目標を達成したと述べ、独立党の党首を辞任する考えを明らかにした。

 会見でファラージ氏は「私はもともと政治家を職業にしたことも、したいと考えたこともない。政治の世界に身を置いているのは英国をEUから離脱させるためだ」と説明。その上で「(国民投票の結果を受けて)今、独立党の党首を退くことが正しいと思っている」と語った。

 さらに「国民投票の選挙運動中、私は『祖国を後援したい』と訴えてきた。今日からは『私の人生を後援したい』。それを今から始める」と述べた。

 ただ、ファラージ氏は昨年5月の総選挙で落選し、党首を辞任しながら、党幹部会の要請を受けて辞任を撤回した経緯があり、今回も同様ではないかとの見方もある。

 同じく離脱運動を推進したボリス・ジョンソン前ロンドン市長も保守党党首選の立候補を辞退しており、英政界は混迷を深めている。

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