茨城の路線価、つくば駅前が2年連続首位 水戸は24年連続下落

 国税庁が1日に発表した平成28年分(1月1日現在)の路線価によると、県内の標準宅地約7600地点の評価平均額は、前年を1・2%下回り、24年連続で下落した。ただ、下落幅は4年連続で縮小した。

 県内の税務署別最高路線価では、土浦税務署管内のつくば駅前広場線(つくば市吾妻1)が2年連続首位。前年から2・0%上昇し、1平方メートル当たり25万5千円だった。つくばエクスプレス(TX)つくば駅周辺に大型商業施設が集まるなど、宅地としての需要が高まっていることが背景にあるとみられる。2位の水戸駅北口ロータリー(水戸市宮町1)は24年連続で下落し、24万円。郊外の大規模商業施設への買い物客の流出などによる、中心市街地の空洞化を示す結果となった。

 最高路線価が上昇した税務署は土浦署だけで、竜ケ崎、古河、日立、潮来の4税務署は横ばい。水戸、太田、下館の3税務署は下落した。