フィリピン、ドゥテルテ新大統領が就任 - 産経ニュース

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フィリピン、ドゥテルテ新大統領が就任

 【マニラ=吉村英輝】フィリピン大統領選で当選したロドリゴ・ドゥテルテ氏(71)の就任宣誓式が30日、首都マニラのマラカニアン宮殿で行われた。任期は6年。

 南部ダバオの市長時代から、中央政界のエリートに反発する姿勢を続け、就任式は招待客約600人の地味な規模。メディアとの摩擦から記者会見を拒否しており、式典取材も大幅に制限された。

 南シナ海問題では、フィリピンが求めていた常設仲裁裁判の裁定が7月12日に予定される。ドゥテルテ氏は、裁定を受けて対応を決める方針だが、「対中強硬派」だったアキノ政権から路線転換し、中国との対話に意欲を見せている。

 大統領就任後3カ月以内の「犯罪一掃」を訴えており、式典終了後の30日午後に早速、閣僚に指名した側近らと初閣議を開く予定。死刑制度の復活や、憲法改正による連邦制の導入などを政策方針としている。