日本共産党研究

「俺たちの声を聞け!」「政治家の背中押したの俺たちっすよ」 SEALDsと共産党は独善性も瓜二つだった…

【日本共産党研究】「俺たちの声を聞け!」「政治家の背中押したの俺たちっすよ」 SEALDsと共産党は独善性も瓜二つだった…
【日本共産党研究】「俺たちの声を聞け!」「政治家の背中押したの俺たちっすよ」 SEALDsと共産党は独善性も瓜二つだった…
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※この記事は「日本共産党研究-絶対に誤りを認めない政党」(産経新聞政治部、産経新聞出版)から抜粋しました。ネットでのご購入はこちらへ。

 2016(平成28)年3月13日午後、東京・新宿駅東口の「新宿アルタ」前。奥田愛基らSEALDsのメンバーは日本共産党委員長、志位和夫ら野党幹部が演説する前、コールの練習をしていた。奥田は「選挙も近いし、今日も政治家の人たちが来るらしいので。あはは。その人たちにも聞かせたいなと思って」と語った。

 コールの主な内容は「誰も殺すな」「自衛隊員の命を守れ」「みんなの暮らしに税金使え」「増税するな」「学費下げろ」などだった。なぜか当時話題となっていた匿名ブログをなぞっただけの「保育園落ちたの私だ」もあった。SEALDsのメンバーは大学生中心のはずだが、もはや何のための集会か分からない。単なる安倍政権批判の集まりだった。

 奥田は志位らが会場を去った後、こう感想を漏らした。

 「政治家の人たちの話も良くなっている気がする。前は『自分の政党は』と言っていたのが、なんかおれたちに向かって話しかけられている気がちょっとずつしてきた。まだ足りないなと思うんで、引き続き声を上げていきましょう」

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