日本共産党研究

「俺たちの声を聞け!」「政治家の背中押したの俺たちっすよ」 SEALDsと共産党は独善性も瓜二つだった…

 「へなちょこな政治家だが、私たちがお尻を叩くと、結構頑張る。ほめて、おだてて育てて、われわれのために働かせよう」

 どちらが「おだてられ」「働かされている」のかわからないが、こういう大人たちの影響を受けたSEALDが高飛車な発言を繰り返す理由がよく分かる。常識を教える大人が周囲にいないと、若者は増長するばかりなのだろう。

 中野は、共産党によれば「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府の提唱者」とされている。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」2016年1月1日付では、志位と「新春対談」に臨み、「参加者から志位さんに対して『カズオ!』というロックスター並みの声援が飛びました(笑い)。非常にフラットな関係ができてきている」などと、「へなちょこ」の一人である志位を持ち上げている。

 アルタ前の集会では文化人たちもまた、「安倍政権が何やらとんでもない悪さ」をしているという根拠のないデマゴークを絶叫し、精神科医の香山リカは「国民をマシンのように1億総活躍などといって、とことん働かせようとする安倍政権は、絆分断政権だ」と、これも安保法制と関係なく安倍政権を批判。作家の落合恵子も米大統領選の共和党候補者指名争いでリードしていたドナルド・トランプを取り上げ、「トランプの暴言と差別意識を笑うなら、この国も同じことをしているということをちゃんと報道しろ! この国にもいるじゃないか、同じような差別主義者が」と絶叫した。

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