参院選・愛媛

共産・志位和夫氏「人殺す予算」一切触れず謝罪もなし 民進・岡田克也氏と街頭演説

演説する共産党の小池晃氏=29日
演説する共産党の小池晃氏=29日

 民進党の岡田克也代表と共産党の志位和夫委員長が29日、参院選愛媛選挙区(改選数1)に立候補した無所属候補を応援するため、松山市で街頭演説を行った。両氏が街頭でそろうのは公示後初めて。共産党は28日、防衛費について「人を殺すための予算」と発言した藤野保史政策委員長を事実上更迭したが、志位氏はこの件に一切触れず、謝罪もなかった。

 志位氏は演説で「安倍晋三首相は野党共闘が怖くて怖くて仕方ない。毎日のように悪口を言っている」と批判。「首相は野合だというが、あの自公に野合と言われたくはない。野党は安保法制廃止、立憲主義を取り戻すという大義のために結束している」と訴えた。

 さらに「政党が違うのだから政策は違う。それを横に置いてでも憲法を守るまっとうな政治を取り戻すことは最優先でやるべき仕事だ」と述べ、愛媛選挙区を含めた全国32の1人区での勝利に向けた支持を呼び掛けた。

 岡田氏も「憲法改正を絶対に許してはいけない」と訴え、1人区での共闘をアピールしたが、藤野氏の更迭に触れることはなかった。演説には社民、生活両党の幹事長と学生団体「SEALDs(シールズ)」のメンバーも参加した。

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