【きょうの人】「我が国の領土・領海を守り抜く」海上保安庁長官 中島敏(なかじま・さとし)さん(60)(1/2ページ) - 産経ニュース

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きょうの人

「我が国の領土・領海を守り抜く」海上保安庁長官 中島敏(なかじま・さとし)さん(60)

海上保安庁長官 中島敏さん
海上保安庁長官 中島敏さん

 「わが国の領土・領海を断固として守り抜く」。就任会見の冒頭で、課題の筆頭に尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域の警備を挙げた。史上2人目、2代連続となるたたき上げ制服組の長官。平成24年9月の尖閣諸島国有化以降、頻発している中国公船による領海侵犯に対応する現場を重視する政府の意思の表れだ。

 昭和54年、海上保安大学校を卒業。組織中枢といえる警備救難部を中心にキャリアを積んだ。尖閣諸島周辺を管轄する第11管区海上保安本部(那覇市)の本部長を経て、昨年4月に実務の長である海上保安監に就任した。「温和で寛容、多くの職員が慕っている」。紺碧(こんぺき)の海上保安庁旗を引き継いだ佐藤雄二前長官は太鼓判を押す。

 「海のよろず屋的存在」。警備救難、海上交通、海洋調査と職務が多岐にわたる海上保安庁をこう表現。「国民に寄り添い、国民に耳を傾け、きめ細かく対応できる組織を目指していきたい」と抱負を語った。