高崎市の徘徊発見システム、7月から障害者にも拡大

 高崎市は7月1日から、GPS(全地球測位システム)機器を利用した「はいかい高齢者救援システム」の対象を障害者にも拡大する。新たに対象になるのは、身体・知的・精神の障害者手帳や特定疾患医療受給者証を所持する人、障害サービスを受給する発達障害児・者-で所在不明になったことがあったり、その恐れがある人。

 昨年10月からスタートした「はいかい高齢者救援システム」ではこれまでに142件の利用申請があり、東京都内で保護されたケースもあった。成果を知った知的障害者の保護者らから「利用したい」との要望が寄せられていたという。

 所在不明の可能性のある障害者や保護者にGPS端末機器を無償で貸与。不明になった場合には、24時間365日体制で市が委託する「あんしん見守りセンター」が位置情報を探知して登録済みの家族らへ知らせ、早期の発見と保護を支援する。市では6月市議会で機器150台分の予算259万円を計上する。