感染研村山庁舎 災害・事故時マニュアル作成 BSL4に対応 東京

 国立感染症研究所(感染研)は、村山庁舎(武蔵村山市)の災害・事故発生時の対応マニュアルをまとめ、地元関係者らに説明した。7月から実施する。同庁舎が昨年8月にエボラ出血熱など最も危険度の高い病原体を扱える「バイオ・セーフティー・レベル(BSL)4」施設に指定されたことから、マニュアルに基づいて迅速な対応をとって地域住民、近隣施設の安全を確保する。

 マニュアルには、災害・事故発生時の初動体制、BSL4施設への影響評価などを盛り込み、伝達網を作って武蔵村山市、消防、警察など地元関係機関に連絡すると定めた。

 具体的には、震度5以上の地震があったときは庁舎の建物・施設、BSL4施設内の異常について直ちに連絡したうえで、感染研のホームページで公表する。震度4以下のときはBSL4施設に異常があった場合に同様の対応をとる。

 地域住民、近隣施設には同庁舎の屋外放送設備を使って周知するほか、広範囲に連絡する必要がある場合は武蔵村山市の防災行政無線の活用も検討する。また、BSL4施設への被害は専門家からの助言をもとに応急措置をとるとともに、直ちに地元関係機関に連絡し、厚生労働省にも届け出るとしている。