2016参院選

候補者の横顔(中)(届け出順) 茨城

 ◆自民 岡田 広氏(69) 自分の足で回り耳を傾ける

 「アベノミクスはいまだ道半ば。これをいかに地方に広げるかだ」

 さまざまな経済指標を挙げ、「大企業を中心にアベノミクスは成功している。これを広げるための選択をしてほしい」と強調する。

 元復興副大臣として岩手県や宮城県の被災地を巡った。現場に足を運び、得た結論は「『コンクリートから人へ』というほど単純じゃない」。このフレーズを掲げた旧民主党(現民進党)への批判的な思いがにじむ。

 県議、水戸市長、参院議員と政治家としてのキャリアを積んでこられたのは、「自分の足で県内を回り、いろいろな声に耳を傾ける」ことに徹してきたからこそ。この姿勢は不変だ。

 東京と水戸を結ぶ電車の中でゆっくりものを考えたり、本を呼んだりするのが息抜きの一つ。1日約30分間のジョギングも欠かさない。10月の第1回水戸黄門漫遊マラソンは5キロの部にエントリーしているという。

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 ◆郡司 彰氏(66) 経済指標は好循環ではない

 「何としても安倍晋三政権を変えなければならない。経済指標が好循環ではないことを認め、『出処進退』を明らかにすべきだ」

 自公政権をこう強く牽制(けんせい)する。

 初当選は旧民主党が結成された平成10年。候補者の選考委員を務めていたが、候補者が決まらず、お鉢が回ってきた。

 「半ば脅されるように」立候補し、長い野党暮らしを経て、与党時代は農林水産相として尽力した。現在は参院議員会長、県連会長として党内で存在感を発揮している。旧民主党に対する思いは強く、それだけに、民進党の支持率は気になるという。

 「現場で話をしないと話は進まない。何かあっても楽観的」とマイペースかつ現場主義で目の前の仕事に力を注ぐ。

 趣味は家庭菜園としながらも、「収穫だけ」と苦笑い。コメの消費拡大を目指している。

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