北朝鮮拉致(動画つき)

自衛隊特殊部隊OBが工作員の日本上陸を再現してみせた! 「水際で防ぐことは不可能だ」

【北朝鮮拉致(動画つき)】自衛隊特殊部隊OBが工作員の日本上陸を再現してみせた! 「水際で防ぐことは不可能だ」
【北朝鮮拉致(動画つき)】自衛隊特殊部隊OBが工作員の日本上陸を再現してみせた! 「水際で防ぐことは不可能だ」
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 秋田県の男鹿半島に、日本への絶好の潜入ポイントがあるという。北朝鮮による拉致問題を調べている「特定失踪者問題調査会」が6月10日に実施した特別検証で、自衛隊初の特殊部隊「特別警備隊」の先任小隊長を務めた伊藤祐靖さん(51)が北朝鮮工作員役となり、海からの上陸を実演した。その様子を報告する。

上陸するのに「ありがたい地形」とは

 伊藤さんは昭和62年、海上自衛隊に入った。平成11年に能登半島沖で発生した北朝鮮の工作船による領海侵犯事件では、護衛艦「みょうこう」の航海長として不審船を追跡した。その経験を買われ、特別警備隊の創設にかかわった。

 自衛隊を平成19年に退官した後は、各国の警察、軍隊への訓練指導に携わっているほか、元自衛官らでつくる「予備役ブルーリボンの会」の幹事長として、北朝鮮による拉致問題にも取り組んでいる。

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