自衛隊のいま(13)

熊本地震・風呂 各隊手作りのれん、被災者ら1万7千人〝温めた〟「野外入浴セット」…さすが国防!赤外線遮断の「偽装網」備え

【自衛隊のいま(13)】熊本地震・風呂 各隊手作りのれん、被災者ら1万7千人〝温めた〟「野外入浴セット」…さすが国防!赤外線遮断の「偽装網」備え
【自衛隊のいま(13)】熊本地震・風呂 各隊手作りのれん、被災者ら1万7千人〝温めた〟「野外入浴セット」…さすが国防!赤外線遮断の「偽装網」備え
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 兵庫県伊丹市・千僧駐屯地の陸上自衛隊「第3後方連隊補給隊」には、入浴支援活動「六甲の湯」がある。

 補給隊は、隊本部、需品補給小隊、部品補給小隊などからなり、各部隊に、燃料、糧食はもちろん火器や武器、通信器材などの補給を行っている。

 補給隊が使用する入浴のための装備は「野外入浴セット2型」と呼ばれ、大きなテントの中に、仮説の浴槽やシャワーなどを作り、風呂として使用する。一度に最大30人が入浴でき、1日に1200人が利用できる。シャワーや「すのこ」もある。

 導入のきっかけは1985年におきた日航機墜落事故。

 入浴セットを製作した会社からボランティアとして提供されたところ、自衛隊員の士気向上につながったため、正式に採用されたという。

 現在、入浴セットは、全国の15個師団・旅団の各後方支援連隊に計27台が配備されている。

 親しみをもってもらおうと、入り口には各隊手作りのれんがあり沖縄県では「チムグクルの湯」、広島県では「もみじ湯」などが掲げられている。

 これまでにも阪神大震災、東日本大震災、関東・東北豪雨、中越地震などで被災者を支援してきた。