参院選・秋田

民進・松浦大悟氏「私でなく野党統一勝たせて」 自民・石井浩郎氏「自公か民共か問う戦い」

 22日に公示された参院選で、秋田選挙区では幸福新人の党県本部副代表、西野晃氏(39)、民進元職の党県連代表、松浦大悟氏(46)、自民現職の元プロ野球選手、石井浩郎氏(52)の3人が立候補を届け出た。

 石井氏は秋田市大町の秋田ニューシティ跡地で出陣式を行い、野党共闘を批判した上で「秋田の将来を託せるのは自民、公明なのか、民進、共産なのか、それを問われる戦いだ」と呼び掛けた。昼休みには県庁前で佐竹県政との連携を強調。その後は秋田市の商業施設前を中心にアベノミクスの成果をアピールした。

 松浦氏は、枝野幸男幹事長も応援に駆け付ける中、JR秋田駅前での第一声で「今回の選挙は私を勝たせるための選挙ではなく、シンボルとしての野党統一候補をいかに勝たせるかという選挙だ」と声を張り上げた。午後からは秋田市郊外の住宅街を中心に政権奪還を訴えた。

 西野氏は秋田市中通の事務所前で「自民でも民進でもない選択」を強調した後、県央部を回った。

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