「6カ国協議は死んだ」と北朝鮮 北京で開催の協力対話、溝埋まらず

 【北京=矢板明夫】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の外交当局者らが参加する国際学術会議「北東アジア協力対話」が22日に中国の北京で開幕した。韓国の聯合ニュースによると、同日に新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」を発射した北朝鮮を、韓国と米国、日本の代表が非難した。

 報道によると、日米韓が北朝鮮に非核化を求めたところ、北朝鮮政府代表のチェ・ソンヒ外務省米州局副局長は「6カ国協議は死んだ」などと発言、世界の非核化が実現するまで核開発を放棄しない姿勢を示した。チェ氏は米国に北朝鮮敵視政策の放棄と、朝鮮戦争の休戦協定から平和協定への転換を求めたという。

 中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表も半島の非核化を強調。中国は2008年以降開かれていない6カ国協議の再開につなげたい考えだが、北朝鮮側との溝は埋まらなかったもようだ。

会員限定記事会員サービス詳細