【世界ミニナビ】米国でも失敗、中国「高速鉄道計画」…政治色強すぎ中国版ガラパゴスが足枷に(1/3ページ) - 産経ニュース

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米国でも失敗、中国「高速鉄道計画」…政治色強すぎ中国版ガラパゴスが足枷に

 米西部ネバダ州ラスベガスとカリフォルニア州ロサンゼルスを結ぶ高速鉄道計画で、米企業が中国企業との合弁解消を発表した。ベネズエラなど中南米各地で中国の鉄道計画が頓挫しているが、時速240キロで走る米国初の高速鉄道を手がける夢も崩れた。中国の高速鉄道網はいまや世界最大とされる。にもかかわらず海外で続く失敗の背景に、社会主義下で染みついた中国版ガラパゴス体質を指摘する識者もいる。

中国側は「寝耳に水」

 米企業エクスプレスウエストは6月8日、高速鉄道計画で中国国有の鉄道会社「中国鉄道総公司」を中心とする中国企業連合との合弁を解消すると発表した。合弁は昨年9月、習近平国家主席の訪米に先立って発表され、国家戦略の色彩が強いプロジェクトだった。

 エクスプレスウエストは解消の理由として、中国企業側が米当局の認可を取り付けるのに手間取り、計画遂行に支障をきたすことなどを理由にあげた。エクスプレスウエストは新たな提携先を探すとしており、今秋予定だった工事開始を来年に延期する見通し。

 発表は中国では9日で端午節の祝日。ロイター通信などによると、中国側幹部は交渉が行われている最中に一方的な発表を行うのは「無責任で契約違反だ」だと非難した。エクスプレスウエストの発表は寝耳に水で、中国にとっては面目を失する事態だったようだ。

相次ぐ頓挫