参院選・与野党党首ネット討論詳報

憲法めぐり議論白熱 安倍首相「違憲でも自衛隊活用は失礼だ!」 共産・志位委員長「違憲状態つくったのは自民党」

公明党・山口那津男代表「国会で合意をつくらなければならない。何か基本的に勘違いしているのではないか。残念ながら国会の議論が成熟していないので今回の選挙では争点にならない」

岡田氏「憲法審査会はこの国会で事実上1回も開いていない。与党がやる気になればできるのに」

首相「民主党政権時代も全く動かしていなかったのは事実だ。そんなことお互い責任をなすりつけ合うのではなくて、ぜひ次の国会から憲法審査会を動かしていきたい。与党の総裁としてぜひ動かしていきたいと考えている」

志位氏「安倍さんは国会答弁で『9条の憲法解釈について7割の憲法学者が自衛隊は憲法違反の疑いがある。自衛隊に対してそういう疑いを持っている状況をなくすべきではないかという考え方もある』と言った。安倍さん自身もそういう考えか」

首相「9条と自衛隊は合憲だ。われわれは国の存立を守るための自衛権を持っている。きょう明らかになったことは、共産党は自衛隊が違憲の存在であるということをはっきり示したということだ。熊本地震のときにも昼夜分かたず救出、救命のためにがんばったのが自衛隊だ。自衛隊の人たちに対して本当に失礼なことだと思う」

志位氏「私たちは将来の展望として国民多数の合意を得て9条の完全実施、すなわち自衛隊の段階的解消を図るという方針を持っている。しかし、それは将来の課題であって、かなりの長い期間、自衛隊との共存が続くという展望を持っている。自衛隊については急迫不正の主権侵害、あるいは大規模災害が起こったときには自衛隊も働いていただく方針は党大会で決めている。何か災害出動に反対であるかのようなことを言うのはやめていただきたい」

山口氏「自衛隊が憲法に違反すると言いながら、自衛権を行使するような考えはごまかしだ。共産党は自衛隊が違憲だといいながら国民連合政府をつくると言っているが、岡田さん、そういう共産党と本当に(参院選1人区で)統一候補を出して国民の理解が得られるのか」