【ビジネスパーソンの必読書】『成城石井の創業』『日本人の知らないHONDA』『データサイエンティストが創る未来』(3/3ページ) - 産経ニュース

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ビジネスパーソンの必読書

『成城石井の創業』『日本人の知らないHONDA』『データサイエンティストが創る未来』

適切に情報扱うには

 □『データサイエンティストが創る未来』スティーヴ・ロー著、久保尚子訳(講談社・2000円+税)

 「ビッグデータ」という用語もかなり一般的になってきた。ウェブサイト上でのリコメンド(おすすめ商品の表示)の他に、医療や農業、マーケティング、企業の意思決定などさまざまな場面でビッグデータの活用が始まっている。本書は、現場でデータを扱うデータサイエンティストたちに焦点を当てて、これからの社会のあり方にも関わるビッグデータ活用の方向性について考察している。

 中心となる主張は「データはビッグであればよいとは限らない」ということ。データを集めるだけで、差別や人権侵害につながることもある。「データを集めてよいかを倫理的に判断する」のもデータサイエンティストの重要な役割の一つだ。

 倫理観や人権意識は、人類が長い経験の積み重ねの中で培ってきたもの。データを適切に扱うには「人間らしさ」を発揮するのが必須ということなのだろう。

 情報工場「SERENDIP」編集部

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