原則23歳以下で争うリオデジャネイロ五輪に出場する男子サッカー日本代表の手倉森誠監督が15日、3人まで認められる24歳以上のオーバーエージ(OA)枠で候補とみられるFW興梠慎三(浦和)について、「あとはクラブと本人の話し合いでどういう返事をするのか、待つのみの立場」と候補入りを認めた。
手倉森監督はJ1G大阪-浦和戦の視察先の大阪府吹田市内で取材に応じ、「彼自身と話をしたときに『クラブがあることだから』という話だった」と明かした。
日本サッカー協会はすでにDFの藤春広輝(G大阪)と塩谷司(広島)のOA枠起用を発表している。残りの1枠については興梠のほか、大久保嘉人(川崎)大迫勇也(ケルン)が候補とみられる。最終メンバーの18人とバックアップの4人は7月1日に発表される。