【衝撃事件の核心】24億円を手にした60歳男は愛人やマンションにすべてをつぎ込んだ…横領サラリーマンがかなえた男の欲望とは…(1/3ページ) - 産経ニュース

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橋本大輝、個人総合で金メダル 体操男子

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衝撃事件の核心

24億円を手にした60歳男は愛人やマンションにすべてをつぎ込んだ…横領サラリーマンがかなえた男の欲望とは…

 飲む、打つ、買う--。男の下卑た欲望を、すべて会社のカネで手に入れた男が警視庁に業務上横領容疑で逮捕された。自らの欲望を満たすために注ぎ込んだ金額は実に24億円以上。一介のサラリーマンが送るには華麗すぎる生活を謳歌していた。可能にしたのは、男が会社に隠し持っていた「魔法の財布」の存在だった。

愛人にマンション、高級レストランで札束…放蕩三昧のサラリーマン

 とある高級中華料理店。自分よりも数十歳若いであろう女性との会食を済ませたロマンスグレーの初老の男が財布を開けると、そこには1万円札があふれんばかりにひしめいていた。会計は10万円以上。「現金で」。男は女性を連れて颯爽(さっそう)と店をあとにしたという。

 男は羽染政次容疑者(60)。大手製紙会社「北越紀州製紙」(東京都中央区)の子会社「北越トレイディング」(新潟県長岡市)の総務部長を務めていた。後に警視庁捜査2課に業務上横領容疑で逮捕されることを予期してか知らずか、湯水のごとく金を使い続けていた。

 「一緒にいた女性は妻ではなく愛人。しかも複数いたうちの1人にすぎない。愛人のひとりにはマンションまで買い与え、連日のように10万円単位の飲食を繰り返していた」と捜査関係者はいう。

 他にも、競馬、パチンコなどのギャンブルに大金を投じたすえに手を伸ばしたのは、「資本主義公認のギャンブル」(証券関係者)ともいえる株投資だった。

 ぜいたくの限りをつくすこと10年以上。すべては会社からのカネの横領だと発覚するまで、放蕩三昧は続いた。警視庁捜査2課が業務上横領容疑で逮捕したのは今月のことだ。

 逮捕容疑は平成25年2~3月、不正に振り出した小切手を換金し、計約6600万円を着服したとしている。容疑を認めているという。

現金がいくらでもザクザク「魔法の財布」 経理書類偽造で発覚逃れ

 羽染容疑者が横領を始めたのは、北越紀州製紙から北越トレイディングに出向した12年からおよそ1年後の13年から。なぜ、巨額の横領は一向に発覚しなかったのか。