ゲップが出る理由とゲップから分かる病気

 普段食べている物の中では、脂肪分を多く含むものや香辛料は、胃食道逆流の原因となりやすいとのこと。早食いせず、ゆっくりよく噛んで食べ、腹八分を心がることが、うっかりゲップを出さないコツと鈴木先生は教えてくれた。

ゲップから分かる病気とは

 では、どうしても人前で出そうな場合に、ゲップを止めるコツはあるのだろうか。

 「胸を張って顎を引くことで一時的に止めることはできます。しかし、ゲップは生理現象の一つです。過度に我慢することは、体への負担となるので控えて下さい」(鈴木先生)

 身体に必要だからこそ無意識に出るのであって、恥ずかしいからという理由で我慢するのは体によろしくない。さらに鈴木先生によると、ゲップから分かる病気があるという。

 「気になるほどゲップが出る場合は、逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、機能性ディスペプシア、胃炎、胃潰瘍などの消化器疾患や空気嚥下症(くうきえんげしょう、呑気症ともいい、無意識のうちに空気を飲み込んで、腹が張ったり、こめかみが痛くなったりする症状。「goo辞書」より)などが疑われます。原因により治療方法は様々です。胃酸過多によるゲップは内服、食生活改善により症状が軽減します。空気嚥下症では食生活の改善、ストレスをためないことが重要です」(鈴木先生)

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