ビジネスの裏側

関西の肉じゃがは牛肉やねん…セブンが関東流捨て、ローソン、ファミマを追撃

NBとも連携

 また業界最大手のセブンならではの仕入れ力を生かし、大手食品メーカー(ナショナルブランド、NB)と連携した商品開発ができることも強みになった。

 明星食品と共同開発したカップ麺「7プレミアムきつねうどん(関西風だし)」(121円)は、27年1月にそれまでの全国販売用のだしから、関西風に切り替えた。昆布だしを中心に鰹いりこ、鯖の旨みを加えた。牛肉は甘辛く味付け、ネギは彩りがいいものを選んだことで販売数を従来比35%増やした。

 セブン-イレブン・ジャパンで西日本プロジェクトリーダーを務める宮島利久氏は「今やコンビニ食品といっても高品質で、味もおいしいのが当たり前となった。セブンはそこに値ごろ感を加える徹底した価格戦略で関西でも勝負したい」と強調する。

 大阪府内の店舗数でも首位がみえてきたセブン。得意の商品力で関西での存在感をさらに高めようとしている。