群馬「正論」懇話会

「9条は憲法違反だ」「平和を願うだけの憲法ではダメ」「GHQに洗脳されたマスコミ」…ケント・ギルバート氏の熱弁は止まらなかった

 私は日本にいる憲法学者のほとんどは憲法学者ではないと思っている。憲法学者とは何か。そこに何が書いてあり、どんな意味かを説明する人たちではない。日本の憲法学者はこれ。それを学者とは言わない。憲法学者とは、憲法とはどうあるべきか考え、論じることができる人のこと。日本の学者は全然考えていない。本来、自衛隊は持ってはならないと書いてある、では自衛隊はだめ、はい、以上、終わり。それで、どうするんですか。その憲法がどうあるべきか論じられる人が日本にはほとんどいない。なのに国民は、その人たちの言うことを正しいと信じる。それではだめなんです

 平和憲法は効力を発揮していない。だから平和憲法ではなく、言わば『平和を願う憲法』。それを維持させ続けているのが日本の放送、マスコミです。WGIPを通じて彼らはGHQが望むように日本の世論をつくるよう強いられた。世論をつくることが自分たちの使命だと勘違いした。洗脳されたのは彼らです。

 沖縄の代表的新聞の記者が、ある記事を書こうとして「そんな記事を書いて世論が許しますか?」と問われ、「いやいや、世論は俺たちがつくるものだ」と言い放った。そういう態度です。今はGHQがいないから自分たちが決めて国民に押しつける。これは全体主義ですね」