群馬「正論」懇話会

「9条は憲法違反だ」「平和を願うだけの憲法ではダメ」「GHQに洗脳されたマスコミ」…ケント・ギルバート氏の熱弁は止まらなかった

 中にはこういうことを言う人もいる。『9条はどんな事態にも決して武力に頼らず万事平和的交渉で解決できる理想的な国家にしようと考えた規定だ』『日本のやり方を世界に広めよう』『9条を世界遺産にしよう』。妄想もここまでくると新興宗教の教義のようだ。米国人の1人として断言する。現実はそんなことではなく、ただ単に日本を弱い国にしたかったから9条を作った。簡単に言えばペナルティー、制裁。もっと言えば強すぎた日本から男性器を去勢した宮刑、それ以外の何ものでもない。早く目を覚まして欲しい。米国のプロパガンダで、これを広めているのが日本の憲法学者だ」

 続いて憲法をめぐる言論状況について触れたギルバート氏は、GHQによるマインドコントロールとして、WGIP(ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム)に言及。武士道などの道徳心を徹底的に破壊し日本人の精神を貶めようと自虐史観を植え付けたとした。具体例として30項目にわたるプレスコードを駆使し徹底的な検閲制度によってGHQに代わって日本のマスコミ(ラジオ、活字、映画)に日本人を洗脳させようとしたと指摘した。30項目として、禁止事項で(1)GHQへの批判(2)東京裁判への批判(3)GHQが憲法を作成したことの報道(4)米国はじめ連合国への批判(朝鮮人も含まれた)(5)神国日本の宣伝(6)占領軍兵士と日本女性との交渉-などを挙げ、以下のような見解を展開した。