【産経抄】「トランプの方がましかもね…」たかがジョークされど 6月8日(1/2ページ) - 産経ニュース

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産経抄

「トランプの方がましかもね…」たかがジョークされど 6月8日

 アジア某国の元大統領が、クリントン米大統領と会談したときの出来事である。元大統領が、英語で「ハウ・アー・ユー(ご機嫌いかが)」とあいさつするはずが、「フー・アー・ユー(あんた、だれ)」と言ってしまった。

 ▼苦笑いした大統領は、ユーモアを交えて、「ヒラリーの夫です」とかわした。すると自分の間違いに気づかない元大統領は、事前に教えられた手順通りに、「ミー・ツー(私も)」と答えてしまう。

 ▼平成12年の日米首脳会談で、森喜朗首相とクリントン大統領との間であったやりとりとして、一部の週刊誌が報じて問題になった。アジアの首脳の英語べたをからかった、単なる笑い話である。同時に大統領も頭が上がらない、ヒラリー夫人の辣腕(らつわん)ぶりを伝える数多いジョークのひとつともいえる。

 ▼そのヒラリー・クリントン前国務長官が、米大統領選の民主党候補指名争いで、指名獲得を確実にした。近くオバマ大統領も支持を表明する。いよいよ共和党の指名獲得を確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏との一騎打ちとなった。