《政治資金や公用車などの「公私混同」疑惑が指摘されている東京都の舛添要一知事を追及する都議会の一般質問。休憩が終わると質問の前に、舛添氏から発言する旨が告げられた》
《発言は公明党の斉藤泰宏都議への答弁に付け加える内容。斉藤氏は舛添氏が第三者として雇った弁護士を「猪瀬直樹前知事が徳洲会から現金5千万円を受領した事件で弁護を担当した」などと指摘し、「この弁護士を猪瀬前知事からでも紹介されたのでしょうか」と質問していた》
舛添氏「弁護士は前知事から紹介されたものではございません」
《一般質問が再開。11人目は自民党の大場康宣(やすのぶ)都議が壇上に立った》
大場氏「まずはじめに、知事の問題について私の意見を申し上げます。5月20日の定例記者会見を受け、私の事務所や自宅にも毎日のようにメールや電話が多数あり、中には30分以上お叱りを受けたものもあります。また、都庁には2万件以上の苦情電話があり、全く仕事にならないという職員の声を聞きます。都の職員は都民のために働いているのであり、知事のために仕事をしているのではないと、肝に銘じなくてはならないと思うのです。知事の地元、世田谷区立小学校では(知事の自宅への)抗議活動で授業に支障をきたし、自宅周辺の住民に迷惑をかけ、近くの飲食店では各社の取材で臨時休業にさせられた事実をご存じでしょうか」