スズキの鈴木修会長がCEO辞任へ 燃費不正問題で、会長は続投

スズキ株式会社の鈴木修会長=31日午後、東京都千代田区(山崎冬紘撮影)
スズキ株式会社の鈴木修会長=31日午後、東京都千代田区(山崎冬紘撮影)

 スズキは8日、燃費データを違法測定していた問題を受け、鈴木修会長兼CEO(最高経営責任者)がCEO職を辞退すると発表した。29日の株主総会で決定する。会長職は続投するが、後任のCEOは取締役会で新たに選任する。

 鈴木会長は「(組織の)欠点を見直す必要がある。先頭に立つCEOは新しい人にやってもらい、会長として反省を込めて補佐していく」と述べた。

 また、鈴木会長ら全取締役が平成27年度の賞与を辞退。今年7月から6カ月間の月額報酬は鈴木会長が40%、鈴木俊宏社長が30%減額する処分も決めた。

 スズキは燃費試験で使う「走行抵抗値」は各車種を走らせて測定するが、スズキはタイヤやブレーキなどの抵抗を個別に測定して積み上げて計算していた。対象は他社へのOEM(相手先ブランドによる生産)を含む26車種計214万台に上る。

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