《「公私混同」疑惑が指摘されている東京都の舛添要一知事の政治資金について、調査を担当した「第三者」の弁護士と舛添氏の説明が終わり、質疑応答に移ると、報道関係者から次々と手が上がった。まず寄せられたのが、佐々木善三弁護士と森本哲也弁護士への質問だ》
--弁護士2人は調査にあたり、報酬を受けているのか。また引き受けた理由は何か
佐々木氏「報酬について、通常お答えしないことになっておりますので、お答えはいたしません。また、引き受けた経緯は、親しい人から話がありまして、最初は舛添氏の秘書の方にいろいろと話をききましたところ、報道と事実が違う点が多数あり、そういうふうなところはきちんと理解してもらった方がいいだろうと思いまして、これは自分として引き受けても良い案件だと思い、引き受けました。そして、森本弁護士は一緒の事務所で仕事をしております弁護士であり、信頼できる弁護士ですので、森本弁護士に相談して引き受けてもいいということだったので、舛添氏に相談したところ、それでは2人にお願いしたいということだったので引き受けました」
--疑惑を抱える方本人から第三者に依頼するというのは、客観性は確保されるのか