世界文化遺産

韓国側のレッテル貼りを一蹴 「島民は一つの家族のようだった。監獄島ではない」…軍艦島など説明指針策定、長崎市

 長崎市が、世界文化遺産となった端島炭坑(通称・軍艦島)について、「島民は、一つの家族のようであったといわれている」とする文書を策定し、観光部局などに配布したことが6日、分かった。軍艦島をめぐっては朝鮮半島出身者も徴用されたことで、韓国メディアは根拠もなく「監獄島だ」と登録にいちゃもんを付けたが、市は元島民からの聞き取りを基に韓国側のレッテル貼りを一蹴した形だ。(奥原慎平)

 文書は内閣官房の監修も受け、「明治日本の産業革命遺産(基本事項)」の名称で3月10日付で策定した。産経新聞が情報公開請求で入手した。

 軍艦島だけでなく、市内にある「明治日本の産業革命遺産」の構成施設8つについて、歴史的な意味づけや観光客へのPRポイントなどをまとめた。市がパンフレットなどを策定する際の資料とするほか、外部からの問い合わせへの返答の参考とする。

 「明治日本の産業革命遺産」をめぐっては、23施設のうち7施設について、「戦時中に朝鮮半島出身者が強制労働をさせられた」として、韓国が登録に反発した。