舛添氏「第三者」調査結果会見(1)

「ヒアリングまで弁護士と面識ない」「何人かに調査断られた」 政党交付金の寄付は「適法、適切」と判断

 舛添氏「佐々木弁護士は東京地検特捜部の副部長などを歴任され、特捜部時代は多くの政界疑獄事件を捜査され、政治資金の実務に精通されております。森本弁護士は弁護士登録後に留学され、検事任官されました。政治資金の実務にも精通されております」

 舛添氏「当初は事務所などに事実関係を調査させ、私自身がご説明させていただきました。しかし、身内による調査では納得できないとの声もあり、また、国会議員時代の支出についても指摘されるなど、多岐に渡る事実をご報告しなければならなくなりました。そこでこの際、私や事務所関係者と全く無縁の第三者に調査していただこうと思いました」

 《弁護士は「友人や知人を通じて候補をあげていただいた」という舛添氏。「直接ヒアリングを受けるまで、お二人の先生とは面識はありません」と、客観的な調査であることを強調した。舛添氏は、調査を依頼するまでの苦労も明かした》

 舛添氏「報道が先行している中では冷静な調査はできない、と何人かの先生には断られました。お引き受けいただくことをご了解いただき、感謝申し上げます。(弁護士を)選任するまでに多少の時間がかかったことをご容赦いただきたい」

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