参院選・神奈川

敵は内にあり!? 複数候補擁立の自民、民進両党はともに身内で競い合う構図に…

 県連には、過去に中西氏に裏切られたという苦い記憶が残っている。自民党の支援を受けて平成21年の横浜市長選に出馬し落選している中西氏は、翌22年の参院選に一転して旧みんなの党から出馬し、自民党候補と戦ったからだ。

 「もう一人出すのは当然でしょう。自民党は過半数を目指すんだもん」

 麻生氏は先月29日夜、横浜市内で開かれた中西氏の決起集会に駆けつけ、こう強調した。中西氏は「至らないことが多かった」と反省の姿勢を見せつつ、約1200人の支援者らを前に必勝を誓った。

 県内選出の自民党麻生派衆院議員3人も出席したが、党県議や市議の姿は少なく、自民内の足並みの乱れは隠せない。

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 事実上の「分裂選挙」に陥っているのは、2候補を公認した民進党も同じだ。

 「自公両党は金持ちのことしか考えていない」

 民進党公認の金子洋一氏は先月25日、岡田克也代表とともに横浜市の弘明寺商店街を練り歩き、買い物客らにこうアピール。岡田氏はこの日、5時間も金子氏に同行し支持を訴えた。

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