参院選・神奈川

敵は内にあり!? 複数候補擁立の自民、民進両党はともに身内で競い合う構図に…

 自民党の神奈川県連は今回、三原じゅん子参院議員のみを党本部に公認申請した。公明党県本部も三浦氏を擁立し当初は自公両党で1議席ずつ確実に確保する青写真を描いていた。

 ところが、自民党本部は「複数区には原則複数を擁立する」(茂木敏充選対委員長)という方針のもと、元みんなの党で無所属の中西健治参院議員を推薦。この動きを麻生太郎副総理兼財務相が支えた。

 これに激しく反発したのが公明党だった。改選4議席に与党系候補が3人も出馬すれば、公明党が割を食いかねない。

 菅氏は公明党の支持母体、創価学会の幹部と太いパイプがあり政権運営で緊密に連携している。今回の集会は「学会幹部から菅氏が直接、猛抗議を受けたから」(党幹部)だったとされる。

 ただ、菅氏が三浦氏を応援したことに、自民党県連が反発しかねない。

 「自民党の看板を背負って戦うのは三原じゅん子1人です!」

 三原氏は5月27日夜、川崎市内の党会合で、こう訴えた。県連の竹内英明幹事長も「自民党の推薦が(三浦氏と中西氏の)2人いて分かりづらいが、県連は三原氏をひたすら応援する」と中西氏への対抗心を隠さない。

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