参院選・神奈川

敵は内にあり!? 複数候補擁立の自民、民進両党はともに身内で競い合う構図に…

 自民党と民進党は参院選(22日公示-7月10日投開票)で、改選数2以上の選挙区に複数の候補を擁立する動きを強めている。ただ身内同士がライバルとして競うことになり、深刻な軋轢が生じるケースも多い。改選4議席を競う神奈川選挙区はその象徴だ。

 3日夜、JR横浜駅前にある多目的ホールは異様な雰囲気に包まれていた。約1千人も詰めかけているのに、外には集会名の看板もない。報道陣は立ち入り禁止。集まった人たちが持つチケットには、主催者の明記もなかった。

 実はこの集会、横浜市を地盤とする菅義偉官房長官が中心になって開いたもので、公明党が神奈川で擁立する元防衛大准教授、三浦信祐氏を「激励する会」だった。参加者の多くは菅氏の支持者だった。

 「私たちは連立政権を組む公明党と信頼感がある。三浦氏への支援を心からお願いします」

 参加者によると、菅氏は三浦氏を前にこう訴えた。公明党の石井啓一国土交通相も駆けつけた。

 なぜ自民党の菅氏が公明党候補のために支持者を集めるのか。

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