舛添知事公私混同疑惑

「何のために政治家をやっているか分からない愚劣な連中」って誰のことだ? 報告書公表で疑惑解明はヤマ場に…

【舛添知事公私混同疑惑】「何のために政治家をやっているか分からない愚劣な連中」って誰のことだ? 報告書公表で疑惑解明はヤマ場に…
【舛添知事公私混同疑惑】「何のために政治家をやっているか分からない愚劣な連中」って誰のことだ? 報告書公表で疑惑解明はヤマ場に…
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 東京都の舛添要一知事の政治資金「公私混同」疑惑について調査する弁護士の調査結果が公表される。正月やお盆のホテル宿泊、美術品の大量購入…。舛添氏は「全てがクロではない」とも反論するが、「第三者の厳しい目」はどう判断するのか。都議会での審議にも影響するだけに注目が集まる。疑惑の解明はヤマ場を迎える。

ツイッターで「家族サービス」

 「疑惑でも何でもないと思っているものもある」。舛添氏は5月27日の定例会見で、そう息巻いた。具体的にどの疑惑が「クロでない」のかには言及せず、「第三者の調査に委ねたい」と述べた。だが、収支報告書には「シロ」とは断定しがたい記載が並ぶ。

 舛添氏は平成22年以降、政治資金で正月やお盆シーズンに温泉宿やリゾートホテルなどを計7回利用。23年1月3日には横浜市の高級ホテルに19万5167円の宿泊費を支出したが、その前日、舛添氏はツイッターで「2日は家族サービスで水族館で終日過ごしました。魚やいるかなど海の生き物を見ていると、心が和みます。何のために政治家をやっているのか分からない愚劣な連中と好対照です」と投稿している。翌日のチェックアウト時に会計を行ったと考えれば、宿泊を伴った正月の「家族旅行」だったとみるのが自然だ。

「美術品は横領」告発も

 政治資金で美術品を大量に購入していた問題では、市民団体「政治資金オンブズマン」が先月19日に業務上横領罪などで東京地検に告発文を送付。「(舛添氏が)政治団体の解散に乗じて(美術品を)横領した」と断じている。購入した舛添氏の政治団体が解散した際、別の政治団体に無償提供したとの記載もなく、美術品の現在の所在や所有者があいまいになっていることが、その論拠だ。

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