軽井沢のアウトレット、専用機械導入で免税手続き大幅簡略化

 軽井沢駅前のアウトレットモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」(軽井沢町)で、免税手続きを大幅に簡略化できるシステムが導入された。専用の機械で客のパスポートを読み取り、金額情報などを入力することで、これまで5分程度かかっていた免税手続きに必要な書類の作成が省略できる。レジの混雑を緩和し、近年増加する外国人客の利便性を向上させたい考えだ。

 免税制度は、外国人旅行客に対して商品購入費用のうち消費税分を免除するもの。モールを運営する西武プロパティーズ(埼玉県)によると、敷地内の約240店舗のうち126店舗で免税の対応をとっている。同システムを導入するのはそのうちの7店舗で、ファッション店や土産物店などだ。機械を使用した客の国籍や購入情報などは今後の集客策に生かす。

 同モールを訪れる外国人観光客は近年増加傾向にあり、今年2月の中国の旧正月にあたる春節前後の大型休暇は、昨年同期比2割増の人出があった。同社は近年、利便性向上のためにモール内の掲示物の多言語化や無料の公衆無線LAN整備などインバウンド(訪日外国人)への対応を図ってきており、今回のシステム導入もその一環だ。

 5月からは一般物品の免税対象となる最低購入額が「1万円超」から「5千円超」へと引き下げられたため、今後、外国人観光客の免税制度の需要は高まると予想される。

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