双子で難病、妹の分も生きて 1歳の涼香ちゃん、米で肺移植へ両親が募金訴え 大阪

 心臓と肺をつなぐ静脈が徐々に狭くなる原因不明の病気を患う1歳6カ月の金田涼香(すずか)ちゃん=大阪府吹田市=の両親が30日、府庁で記者会見し、米国で肺移植手術を受けるための募金を呼びかけた。母の香織さん(31)は「涼香に生きるチャンス、未来を与えてください」と訴えた。

 涼香ちゃんは生後2カ月の頃に「進行性の肺静脈狭窄に伴う重症の肺高血圧」と診断を受けた。現在は心臓へとつながる4本の肺静脈のうち2本が閉塞(へいそく)し、残り2本も次第に狭くなっている。募金目標額は3億1000万円。同席した主治医は「手術なしでは2歳まで生きることはほとんどできない。数カ月以内に渡航する必要がある」と説明した。

 涼香ちゃんの双子の妹・清香ちゃんは同じ病気で昨年10月に亡くなった。父の誠博さん(31)は「清香に見せてあげられなかった世界を涼香に見せたい」と、声を振り絞った。

 募金の問い合わせは、すずかちゃんを救う会事務局(電)06・6875・3222。