エンタメよもやま話

まさに攻殻機動隊…グーグル眼球スマホ特許 ネット直結「サイボーグ化」レンズ計画

グーグルが眼球に注入する「電子レンズ」の特許を出願していたことが分かったと報じる5月4日付の米CNNニュース電子版。その他の欧米主要メディアも、CNNのように出願書類の図解の一部などを紹介しながらこのニュースを大きく伝えた
グーグルが眼球に注入する「電子レンズ」の特許を出願していたことが分かったと報じる5月4日付の米CNNニュース電子版。その他の欧米主要メディアも、CNNのように出願書類の図解の一部などを紹介しながらこのニュースを大きく伝えた

 さて、今週のエンターテインメントは久々となるIT(情報技術)関連の話題です。

 既にお忘れの方も多いと思いますが、あの米グーグルが2012年、身に付ける「ウエアラブル端末」の先駆けと大いに話題を呼んだ眼鏡型の端末「グーグルグラス」というものを発表しました。

 右目の部分に仕込んだディスプレーがネットの画面になっており、現実世界とネットの世界を同時体験できるという夢のIT機器です。

 行きたい場所を声に出すと、眼前のディスプレーに自分が今居る場所から目的地までの地図(グーグルマップ)が一瞬で表示されたり、音声操作で自分が目にしている風景を動画で録画したり、電子メールの送受信ができたりします。

 翌13年、とりあえず米国でテスト版の製品を1500ドル(約16万5000円)を販売。これを受けてか、ライバルの米アップルは14年秋、腕時計型の端末「Apple Watch(アップルウオッチ)」を15年春に発売すると発表。その言葉通り15年の4月末から全世界にお目見えし「ウエアラブル端末」市場の盛り上がりが期待されました。

恐るべしグーグル! グーグルグラスが黒歴史に…でも、こんなこともあろうかと平行し研究

 ところが本体価格が高額なうえ専用のアプリもなく、映画館での隠し撮りや盗撮に悪用される可能性が取り沙汰され、着用禁止を打ち出す映画館や飲食店などが続出。結局、個人のプライバシーを侵害する機器との悪印象が広まったほか、深刻な依存症に陥った男性も登場。ネットオークション(イーベイ)では半額以下で投げ売りされる事態に…。

 そこでグーグルは仕方なく、昨年1月、このグーグルグラス(通称=グラス・エクスプローラー・プログラム)の発売を中止すると発表し、事実上の撤退を表明したのでした。消費者からの予想以上の拒否反応を受けた賢明な措置といえるでしょう。

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 だがしかし。グーグルは諦(あきら)めていなかったのです。米国では着用者が「Glass(グーグルグラスのグラスの意味)」と「Asshole(アスホール=けつの穴=ドアホの意味)」とを組み合わせた造語「Glassholes (グラスホールズ=眼鏡ドアホ)」と嘲笑されるなど、世間から散々アホ扱いされたとあって、このまま終わるわけにはいきません。リベンジです。

 では何を作ろうとしているか?。普通の発想なら「眼鏡がだめならコンタクトレンズだろう」と考え勝ちですが、違います。何と、目玉の中に入れる「電子レンズ」を商品化しようとしているのです!。というわけで今回はこのグーグルのブッ飛び過ぎるプロジェクトについてご紹介いたします。

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