岩崎さんは主にクルマやオートバイで現場に赴く。ちなみに好きな夜景は山や公園から街を見下ろす大パノラマだという。「闇の中に浮かび上がる街の光の美しさに最もひかれます。あえてカメラを持ち歩かずにずっと夜景を眺めながら、過去の思い出を色々振り返ったり、考え事をしたり、未来のことや夢を考えたりすることもあります」。なるほど、夜景を見ていれば、何かいい考えが浮かびそうだ。
この1冊あればだれでも夜景写真家になれそうだ。
岩崎さんは「多くの人へ夜景の魅力や美しさを伝えたい」と、夜景サイトをウェブサイトで公開し、夜景ガイドも行っている。(渋沢和彦)