にっぽん再構築・地方議会が危ない(5・完)

武蔵野市で市民が「市議会廃止」を提言 山形県庄内町は「夜間・休日議会」導入を提案したが…

 日本の中心、東京都千代田区でも動きが出てきた。

 「土日・夜間議会」と「議員報酬の半減」を訴える任意団体「地方議会を変える国民会議」が、27年の統一選で、同区議選に候補者3人を擁立。僅差で敗れたものの、3候補の合計得票数は935票で民主党(760票)、維新の党(606票)を上回った。

 同会議の発起人には、総務相などを歴任した竹中平蔵氏や作家の堺屋太一氏らが名を連ねる。手応えを感じたことで、次期統一選でも同じ改革を掲げて戦う。

 実現には職員の勤務や手当、警備といった追加負担も生じかねない。だが、同会議から千代田区議に立候補した弁護士の岩崎孝太郎さん(34)は話す。

 「できないといっていては何も変わらない。普通に働く人が集まれば、議会は身近なものになる」=おわり

 この連載は、池田祥子、石野哲郎、伊藤鉄平、大島悠亮、大塚昌吾、大橋拓史、岡部伸、川上朝栄、川畑仁志、絹田信幸、木下慧人、佐藤祐介、塩塚保、高瀬真由子、高橋裕子、滝口亜希、豊田大祐、内藤慎二、中川真、中村雅和、楠城泰介、野田佑介、半沢尚久、比護義則、古川有希、三浦恒郎が担当しました。

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