試乗インプレ

フェラーリの生みの親 アルファロメオの240馬力スポーツハッチ「ジュリエッタ」を試す(前編)

【試乗インプレ】フェラーリの生みの親 アルファロメオの240馬力スポーツハッチ「ジュリエッタ」を試す(前編)
【試乗インプレ】フェラーリの生みの親 アルファロメオの240馬力スポーツハッチ「ジュリエッタ」を試す(前編)
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 アルファロメオは、100年以上の歴史を持つイタリアを代表する自動車メーカー。1910年代からモータースポーツに積極的に参加するなどスポーティーなブランドイメージが非常に強く、あのエンツォ・フェラーリが独立してスーパーカーブランドのフェラーリを立ち上げるまで、アルファのレース部門で長きにわたり活動していたことでも知られている。今回の試乗インプレは、そんな走りのDNAが宿るアルファの人気ハッチバック「ジュリエッタ」の最上級スポーツモデル、「クアドリフォリオ ヴェルデ」にフォーカスする。(文・大竹信生 写真・瀧誠四郎)

「四つ葉のクローバー」は最高峰の証し

 皆さんの中で「アルファロメオ」といえば、どのモデルを思い浮かべるだろう。筆者が初めてアルファの存在を知ったのは、まだ小学生だった1989年。スバル好きの父親がコンビニで手にしたVHSが、(なぜか)初代レガシィRSとアルファロメオ164の2本立てで、家に帰って食い入るようにビデオを見たのを覚えている。日本では見慣れないその独特のフォルムが子供なりに衝撃的で、「うちのお父さん、このクルマを買わないかな〜」なんて密かに期待してしまったものだ。

 そんなちょっとした憧れだったアルファが昨年、5ドアハッチバック「ジュリエッタ」に新たなモデルを追加した。スポーツタイプの新型「クアドリフォリオ ヴェルデ」(以下QV)だ。クアドリフォリオとはイタリア語で「四つ葉のクローバー」の意味。QVはアルファのラインアップにおいて、それぞれの車種の最高峰モデルに与えられる特別な称号だ。

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