プロが指南 就活の極意

競争力の低い夏に動くものが就活戦線を制する いよいよ始まる2018年卒の就活 

福岡ヤフオクドームで開かれた合同企業説明会。スーツ姿の就活生でごった返した
福岡ヤフオクドームで開かれた合同企業説明会。スーツ姿の就活生でごった返した

 2017年卒の就活も正式に解禁されてから3カ月以上が経過しましたが、エントリーシートの記入に追われて、睡眠不足の方が多くいるようですね。毎年思うことですが、就活においてエントリーシートがなくなれば、就活が随分と楽になるので、学業に割ける時間も確保できるのかなと思います。毎年、「就活の時期」が論点になっておりますが、エントリーシート制度の廃止を真剣に考えれば、就活の方法も変わるのかなと思っております。

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 さて、少し話は早いですが年度が替わり、いよいよ18年卒の就活も動きつつあることをご存じでしょうか。夏のインターンシップも例年通り6月から随時アナウンスされますし、外資系の場合は6月以前からインターンシップの募集を始めます。もしこの記事を読んでいる方で18年卒の学生やその保護者の方がいましたら、絶対に夏のインターンシップには応募するようにしてください。今回はなぜ「夏のインターンシップ」に行く必要があるかについて重点的にお伝えします。

【なぜインターンシップに行く必要があるのか】

 理由としては以下の3点があります。

(1)内定に近づくから

(2)就活の全体像を把握できるから

(3)業界や企業研究のきっかけにつながるから

 上記の3つの理由に関してそれぞれ詳しく触れたいと思います。

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