台湾新総統

対日窓口機関トップに蔡総統の腹心で黒子中の黒子邱義仁氏が正式就任「台日関係は新時代に」

【台湾新総統】対日窓口機関トップに蔡総統の腹心で黒子中の黒子邱義仁氏が正式就任「台日関係は新時代に」
【台湾新総統】対日窓口機関トップに蔡総統の腹心で黒子中の黒子邱義仁氏が正式就任「台日関係は新時代に」
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 【台北=田中靖人】台湾の対日窓口機関、亜東関係協会は27日、台北市内で理事会を開き、邱義仁元総統府秘書長の会長就任を正式に決めた。邱氏は記者団に「最近の国際関係の変化を受け、台日関係は新たな段階に入ることができる」と述べ、日本との関係強化に意欲を示した。

 蔡英文総統の腹心で日本の政界に知己も多い邱氏の起用について、台湾メディアは、日台関係に「新たな一章を開く」(中央通信社)などと注目している。

 邱氏は民主進歩党の陳水扁政権で要職を歴任。民進党の創設メンバーながら近年、メディアへの露出はほとんどなく、「黒子中の黒子」(関係筋)とされてきたことも関心を高めているようだ。

 一方、台北駐日経済文化代表処の代表(駐日大使に相当)に内定している謝長廷元行政院長(首相)は同日、6月上旬にも日本に赴任したいとの意向を示した。

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