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民進党の岡田克也代表は26日夜、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で安倍晋三首相が世界経済の現状について「リーマン・ショック前と似た状況にある」と言及したことに対し「何をもって言っているのか、理解に苦しむ」と批判した。党本部で記者団に答えた。
首相が平成29年4月に予定している消費税再増税を延期する場合、「リーマン・ショック級の事態」を条件としていることを念頭に、「増税先送りの言い訳に使えるよう、先進7カ国(G7)の場を利用しているといわれても仕方がない。非常に恥ずかしい」と不快感を示した。
日本経済の現状については「リーマン・ショック並みというのは全く当たらない」との認識も示した。