USJ、東京ディズニーシー超え 昨年の入場者数、世界4位1390万人

家族連れら多くの人出で賑わうUSJ=昨年8月(本社ヘリから竹川禎一郎撮影)
家族連れら多くの人出で賑わうUSJ=昨年8月(本社ヘリから竹川禎一郎撮影)

 大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の平成27年の入場者数が、東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)を抜いて世界4位に浮上した。

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 USJは前年比17・8%増の1390万人になった一方、TDSは3・5%減の1360万人だった。これにより、前年は世界5位だったUSJが4位にランクアップ。TDSが4位から5位に落ちて入れ替わった。

 東京ディズニーランド(TDL)も4%減の1660万人で、前年の2位から3位に後退した。

 米カリフォルニア州に本部がある「テーマエンターテインメント協会」が、26日までに世界のテーマパークの入場者数を発表した。

 USJは26年7月にオープンした人気映画「ハリー・ポッター」を題材にした新エリアが引き続き好調だったことに加え、「進撃の巨人」「エヴァンゲリオン」といった日本のアニメやゲームを題材にした期間限定アトラクションも人気を集めた。中国を中心に海外からの観光客も入場者数を押し上げた。

 USJでは今月20日、夏のイベント(7月1日~)の発表会を開催。PR大使を務める元プロテニス選手の松岡修造さんも参加し、招待された家族連れら約500人と水をかけ合い、さらなる盛り上がりを期待した。

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