空き家バンクで過疎化を回避へ 兵庫・新温泉町

空き家バンクに登録された民家=新温泉町丹土
空き家バンクに登録された民家=新温泉町丹土

 過疎化が進む兵庫県新温泉町は24日、人口減の抑止策として4月から取り組んでいる空き家バンク制度で登録があった3件を公開した。25日から町のホームページで紹介し、町外からの入居希望者を募集する。

 同町の空き家調査では、369件を確認。うち「そのまま居住可能」「軽度の補修が必要」の244件の所有者に空き家バンクの協力を求めたところ、3件の登録があった。

 いずれも木造2階建てで、丹土地区は9DK(売却は家屋のみ500万円、家賃は月額3万5千円)▽浜坂地区は店舗・倉庫(売却可能、家賃は同10万円)▽井土地区は9DK(売却可能、家賃は同4万円)。家賃などは所有者の希望額で、登録期間は原則2年。

 丹土地区の物件は築40年で、平成26年から空き家になった。スキー場や湯村温泉が近いため、所有者は民宿を予定し、部屋は比較的広い。商工観光課の職員は「近くで農地を借り、農業をすることも可能」とアピールしている。

 空き家バンクの登録は今後も増える見込みで、町は物件の内部を確認し、空き家情報を発信。「空き家リフォーム助成」▽「お試し体験住宅」▽「お試し体験ツアー」などの事業も進め、制度充実を目指す。問い合わせは同町商工観光課((電)0796・82・5625)。

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